2010年 04月 19日

『サン』

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『サン』 M2 SNAPSHOT-SKOPAR 25mm/4.0 KODAK Tri-X @上中里・東京

 曇りときどき晴れ。
 
 スナップ写真でトラブルというと、公園でよその子供を撮ったとか街を歩いているカップルを撮ったとか、そういうのが大半。じゃあ、人気のない路地なんかを撮っていれば大丈夫かというと、そういう場所でも地上げや泥棒の下見だと思われたり、というか、近所の人しか通らないような路地の奥の奥でカメラ持ってキョロキョロしているのはもう不審者以外の何者でもないので、「ちょっと、何してるの?」と声かけられるのは、仕方がないこと。この間の土曜日も、市川の駅前で残照を浴びているガスタンクを撮ろうと路地裏に入り込もうとしたら、店先で立ち話をしているおばさんに「そっち行き止まりですよ。」と声をかけられた。そのときはカメラを見せながら「すいません、ガスタンク撮ろうと思いまして。」と言うと、「ガスタンク。ああ、あれね。あれだったら、…のところからきれいに見えるわよ。」と教えてくれた。
 
 まあ、こっちはうらぶれた住宅のスキ間からちらと覗く輝くガスタンクを撮りたかったわけであり、おばちゃんにしてみれば、親切に観察ポイントを教えるというよりも早くあっち行けというニュアンスであり、そこのところを突き詰めると不審者はこっちなので、ここは「すいませんでした、ちょっと行ってみます。」とにこやかに退散するしかない。行き止まりというか、そもそもそこが人の家の庭先であり、そこの家のおばちゃんが目の前で話をしていたことに気がつかなかったことが敗因。だらしなく伸び放題の鉢植えとか、ガムテープで補修しまくってある窓ガラスとか、去年の夏から出しっぱなしの風鈴とか、いくら人通りのあるところに放置してあるといっても、あからさまにカメラを向けられるのはいい気はしないだろう。
 
 特定の場所や人物を狙っているわけではなく、道の真ん中で仁王立ちになって道路のペイントを撮っていても、声をかけられるときはかけられる。不審者と認定されるのは、声をかけられてからの行動にかかっているので、極力声をかけられないよう目立たず素早く行動するか、声かけられたらにこやかに応対するか、どっちか。すれ違う人とか、後ろから追いついて来そうな自転車とか、立ち話しているおばちゃんとか、要注意。携帯のメールチェックするふりしてやり過ごすとか、セコニックの露出計(スタデラがあたりが大げさでいい)取り出して、明るさチェックして考え込むふりして周囲の様子をうかがうとか(やばそうだったら、うーむとか唸って撮らずに退散)、まあいろいろ。

■本日のBGM:What Mama Said / Jeff Beck
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by yas_tak | 2010-04-19 23:45 | 日記 | Comments(2)
Commented by tajiri8jp at 2010-04-20 21:04
確かにいろいろ気を使いますね。なるべく「怪しいものではありませんよオーラ」を出しているつもりなんですが。手っ取り早い手段の一つは嫁さんを連れて歩くことかな、などと。(一人よりは怪しまれない、はず)
Commented by yas_tak at 2010-04-21 00:04
ああ、たしかに二人連れだと怪しまれる可能性は低いですね。
ブラブラ話をしながら歩いていると、ノーファインダでも自然に切れるし。


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