Never Being Boring

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2010年 11月 11日

『百番』

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『百番』 Convertible Horseman 62mm/5.6 FUJI PRESTO400 @津田沼・千葉

 晴れ。
 
 イヤフォンユニットの駆動方式に「バランスド・アーマチュア型」というのがあるんだけど、英語の発音に近いのは「バランスト・アーマチュア型」なんじゃないかと思うので、ここではBA型と表記しておく。BA型は「コイルを固定系/磁性体を振動系」にして音声を発する方式で、一般的な方式である「磁性体を固定系/コイルを振動系」とするダイナミック型のちょうど逆の原理で動作するものだ。

 もちろん、単純に磁石とコイルの場所を置き換えるだけではだめで、きちんと動作させるためには高い工作精度が必要になるので、オーディオ用のイヤフォンではメリットを活かし切れず、超小型で能率が高いということから補聴器などで使われることが多かった。なんでこんな話になったかというと、仕事で補聴器の特性を測定する器械についてあれこれやりとりしていて、そもそもなんでこんなユニットで音が出るんだ?という話になって、でっかい図を書かされて延々と説明していたからなんだけどね。
 
 で、件のBAユニットなんだけど、材料と組立精度の向上、BAと相性のいいカナルタイプのイヤフォンの普及に伴って、ここ数年でメリットがデメリットを上回ってきたのか、高級品を中心に民生用のイヤフォンにも採用するものが出始めた。SHUREあたりが積極的に展開しているし、以前使っていたオーディオテクニカのATH-CKM90なんかもそうだ。イヤフォンは駆動方式よりも全体の設計とか耳との相性とかが重要なので、BA型かダイナミック型かというのは些細な違いでしかない。BAのイヤフォンは高級というイメージがあるが、BAユニットをオーディオ用にチューニングするのにコストがかかる→値段が高くなるというだけのこと。激安のBAイヤフォンは補聴器用に大量に出回っているユニットを流用しているだけなので音もそれなり、単なる安物買いになってしまうので手を出さない方がよい。

■本日のBGM:Comfortably Numb / Pink Floyd

■本日のBGM:
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by yas_tak | 2010-11-11 23:48 | 日記


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