2011年 01月 06日
『オート』 FUJICA GW670 II EBC FUJINON 90mm/3.5 FUJI ACROS100 @船橋・千葉 晴れ。東京の冬は雨が降らない。 4姐との電話で、大学浪人中の甥っ子が吉林大学のスポーツ評論学科みたいなところを狙っているとかいう話を聞く。今年の2月に面接と小論文のテスト、それに合格した上で6月の統一試験を受けるというスケジュールになっているらしい。吉林大学は物理学科など理系が特に優秀で文系はまあまあ、さらにスポーツ評論のようないかにも近年新設されたっぽい学科は統一試験のボーダーが低いので、学力試験の方はなんとかなるにしても、問題は事前の面接と小論文のような気がする。 いくらスポーツ評論といえども、国立大学の入学試験に課せられる面接&小論文だから、学生の思想信条をばっちりチェックするのは当然で、政府系の報道を全面的に受け入れて愛国を叫ぶのか、あんなもの全部インチキって知っているもんねと斜に構えるのか、政府の発表が全面的に正しいわけではないし、言論の自由がないことも知っているけど、今の中国社会にはそれも必要と達観した視点で語るのがいいのか、そこらへんをうまく調整しておかないと、一発でアウトだ。幸い、親戚が吉林大学の副校長あたりに食い込んでいるので、そこを通じて情報を収集できるはず。 ちなみに甥っ子はもともと文章を書くのが得意で、小学生の頃は母親を思いやる作文で学校の先生を涙させたという強者なのだが、父親の仕事の都合で大連に引っ越してからすっかりぐれてしまい、今では典型的な90后の反日少年に成長してしまった。本人が愛国を叫ぶのはいいとしても、政府がマスコミに求めているのはコントロールされやすい人材ではなく、コントロールする立場の人材であるから、そこらへんをしっかりわきまえるようにと伝えておいた。 それにしてもスポーツ評論なんてのを専攻する学科なんてあるのかなと、ちょっと調べてみた。もしかしたら人文学部の文学院芸術学科を目指しているってこと?ウィキペディアでは「ニュースキャスター専門」ってなってるけど、むー、マジですか。 ■本日のBGM:リフレインが叫んでる/松任谷由実
by yas_tak
| 2011-01-06 23:20
| 日記
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