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2011年 03月 04日

『シャツ』

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『シャツ』 PENTAX K-7 DA35mm/2.4 @日暮里・東京


 晴れ。
 
 撮影機材を全面に押し出している写真集というのがある。今から10年くらい前のデジカメが珍しかった頃は、わざわざ全編デジタル撮影!とうたっている本があったし、フィルムで撮ること自体少なくなった昨今では、ライカやローライだけでなく、トイカメラなんかで撮りましたというのが売りになっている本まである。
 
 自分もカメラは好きだからそういうのは否定しないし、カメラマニア系の急先鋒であるところの田中長徳さんの写真は機材ネタと関係なく大好きだけど、ここんとこやや食傷気味なのも事実。そういうわけでエイ出版の本もあまり買わなくなった。
 
 ライカ本じゃないけどライカで撮ったことを全面に押し出している写真集としては、ハービー・山口さんが福山雅治を撮ったやつがいい。『LEICA LIVE LIFE』とそれの続編の『DISTANCE―LEICA・LIVE・LIFE2』の2冊。どっちも10年以上前の本だけど、たくさん売れたので中古でも手に入りやすい。あと、ハービー・山口さんの本で言うと『代官山17番地』が全編ローライフレックスで撮られていることで有名だが、こちらはプレミアがついている。
 
 考えてみれば、50年くらい前はまともなカメラはライカかコンタックスしかなかったので、その頃に作られたシリアスな写真集やドキュメンタリーはほとんどが今でいうクラシックカメラで撮られているのだった。キャパもダンカンもロバート・フランクもみんなそうだ。ただ、個人的にはライカやニコンFといった定番カメラで撮られたものよりも、機材リストにレオタックスやキヤノンの国産レンジファインダーや、フジやペンタックスの一眼レフなんかが上がっている本に興味がある。丹野清志さんのレオタックスとか、春日昌昭さんのカロワイドとか渋いよね。

■本日のBGM:Jungle Land / Bruce Springsteen
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by yas_tak | 2011-03-04 23:42 | 日記


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