2012年 12月 04日
『公園』 Panasonic LUMIX DMC-G1 Cosmicar 25mm/1.4 @善福寺町・東京 雨→曇り。 maesthekさんのところでコンバーチブルホースマンが話題に上がっていたのでこちらでも。コンバーチブルホースマンは、6×7もしくは6×9のフィルムホルダに、ボディ+レンズ(絞り、シャッタ付き)を組み合わせた中判カメラで、元はシステムカメラとして計画されたのが早々に頓挫し、結局発売されたのは超シンプル構造の目測レンズシャッタ機のみという曰く付きのモデルだ。 露出計なし、ピントは目測、構図はワイヤーフレーム、左手親指チャージ/右手親指シャッタ、巻き上げはフィルムホルダ(当然セルフコッキングなし)というひたすら面倒なカメラで、使い始めたときは二重露光とか、レンズキャップつけたままシャッタを切るとか、ここぞとばかりシャッタをきればチャージしてなかったとかあらゆるトラブル(じゃないな、操作ミスだ)を経験したけど、少し慣れてくると露出もピントも構図もばっちり、10枚撮れば5枚は傑作(^^;)という魔法のカメラになった。2-300枚撮って当たりは10数枚というのも珍しくないデジタルカメラと比べてえらい違いだ。 思うに、この手のカメラを持っているときは五感をフルに働かせて歩いているので、ここぞという構図は逃さないし、無駄なシャッタも切らない。その代わり朝から晩まで一日中街に出てもロールフィルム5、6本しか撮れない。持って歩いているだけで緊張して集中力が続かないのだ。 ■本日のBGM:ワッフル ワンダフル/斉藤和義
by yas_tak
| 2012-12-04 23:46
| 日記
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