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2007年 11月 15日

TODAY

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MINOLTA AUTOCORD III ROKKOR 75mm/3.5 FUJI PRESTO400 @押上・東京

 晴れ。
 
 「東京ばな奈」と「大阪プチバナナ」事件の判例が出ています。
 
 事の経緯を簡単にまとめると以下のとおり。株式会社瓢月堂の販売する「大阪プチバナナ」に対して、「大阪ばな奈」の商標を持つグレープストーン(「東京ばな奈」の販売元でもある)が、「大阪プチバナナ」はうちの商標のパクリなんで商標登録できないよと特許庁に異議申立て。それは確かにそうかもと特許庁は「大阪プチバナナ」の商標を取り消したんだけど、株式会社瓢月堂はそりゃないんじゃないのって裁判に訴えたところ、そっちの主張が通って「大阪プチバナナ」は無事商標として生き残った。
 
つまり、
瓢月堂:「大阪プチバナナ」を商標登録したい。

特許庁:「大阪プチバナナ」の商標を認めます。

↓←グレープストーン:「大阪プチバナナ」はうちの「大阪ばな奈」のパクリじゃないですか。

特許庁:そういやそうかも。「大阪プチバナナ」を商標登録は取り消します。

↓←瓢月堂:そりゃあんまりじゃないですか。裁判に訴えてやる。

裁判所:「大阪プチバナナ」はぱくりじゃないと思うよ。商標登録取消しを取消しなさい。

特許庁:すいませんでした。

「大阪プチバナナ」は登録商標です。(パクリではありません。)

という流れ。

 詳しくは以下の判例を参照して下さい。パクリかパクリじゃないかってのは多分に感覚的なものがあるんだけど、それをまじめに論じようとするとこんなに回りくどい議論になるのかとびっくりすると思います。

http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20071026110546.pdf

 結果的に「大阪プチバナナ」はパクリではないということになったけど、お菓子のパッケージを見ると紺地に「大阪」「バナナ」が黄色の文字、「プチ」だけが白文字で、パッと見ると「大阪バナナ」って読めてしまうところとか、「東京ばな奈」を意識してないはずはないんだけどね。またそこらへん先回りして「大阪ばな奈」を商標登録している「東京ばな奈」の販売元の小ずるさとか、まあ双方とも大人の事情が垣間見られていやらしい。
 
 そういや「大阪プチバナナ」って、パッケージにムッシュ・マキノ(誰ですか)プロデュースって書いてあったけど、さっきホームページ見たらその辺の記載がなくなっていた。逃げたのか>ムッシュ・マキノ。
 
 こういうときは商標よりも不正競争防止法で争った方がいいんじゃないかな。
 
■本日のBGM:戸惑うペリカン/井上陽水
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by yas_tak | 2007-11-15 22:51 | 日記


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