2008年 07月 24日

ORION-15 28mm/6.0

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LEOTAX FV ORION-15 28mm/6.0 KODAK Tri-X @本八幡・千葉

 ORION-15 28mm/6.0はトポゴンコピーの広角レンズ。本家と同様きわめて曲率の大きいメニスカスレンズ4枚を前後対称に(())こんな感じに組み合わせてある。同じくトポゴンコピーのニッコールが25mmなのに対して、オリオンが28mmなのは設計・製造に自信がなかったからちょっと大きめに作ったと言われているけど、どうなんだろう(^^;)。
 
 絞りダイアルを全開のf6.0に合わせても絞り羽根が開ききっていないことからして、本家と同様F4.0はいけそうなんだけど、開放の描写に自信がなかったので、F6.0までしか開かないようにしたとか。これもどうなんだろう(^^;)。
 
 全体的に妥協の産物のカタマリといえなくもないが、基本設計の良さと後出しじゃんけんの強みが効いているのか、非常によく写る。特に歪曲収差の少なさは特筆もの。対称型レンズの弱点とされる周辺光量落ちも絞りをf6.0までしか開けないという後ろ向きだけど効果的な方法で解決している。
 
 アルミ地金むき出しのスカスカの筐体は、チープなロシアンレンズの中でも1、2を争うチープさで、この外観に我慢できるかどうかが使いこなしのカギか。2万円くらいで出ていたら買っておいてもいいんじゃないか。
 
 トポゴンとその一族であるところのニッコール2.5cmF4については以下のニッコール千夜一夜物語の記述が面白い。

http://www.nikon.co.jp/main/jpn/profile/about/history/nikkor/n29j.htm
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by yas_tak | 2008-07-24 23:00 | カメラ | Comments(0)


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