2009年 06月 08日
新宿某所で写真集を眺めていると、店内の会話が自然耳に入ってくる。××社の○○さんはもと平凡社の人で、ほにゃららとパイプがあるからどうしたとか、◎◎さんの写真集は□□さんが装丁をやってて帯は△△さんにお願いしたけどなかなか書いてもらえなくてとか、そういうそんな話。 「・・・荒木さんも森山さんも70でしょ。篠山さんもそれくらい。それがいまだにバーンってアサヒカメラの巻頭飾ったりするわけじゃない。それ以外でも、たとえば××さんとか○○さんとか数年おきに再評価されて、やっぱりそういう人が誌面をさらっちゃう。これじゃいつまでたっても若手の入り込む隙間がないわけよ。」「こういうのってさ、王、長島、野村あたりがいまだにプレーしているのと一緒でしょ。写真は野球と違って体力関係ないから、全盛期のインパクト保ったままでさ。これってお役所もびっくりの既得権益だよ。」「だからさ、写真界も定年制導入したらいいんじゃないと思うわけ。たとえば65才超えたらむやみに作品発表しない。雑誌も無理してとりあげない。いつまでも若手が椅子の空くのを待ってるようじゃだめなんだよね・・・。」 一理あると思う。
by yas_tak
| 2009-06-08 23:20
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