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カテゴリ:カメラ( 34 )


2009年 11月 10日

おまけのカメラ

 職場近くの本屋さんの写真関係書のブースに「大人の科学」が並んでいた。おまけはもちろん35mmフィルムを使う二眼レフカメラ。こういうカメラのいいところは、こんなにシンプルな構造でも光とピントが適切ならばっちり写真が撮れるということに気づかせてくれることだ。逆にいうと、どんなに立派なカメラでも、ISO感度10万だとか秒間8コマ連写だとか力んでみても、その場の「光」がよろしくなければ、それはもうどうしようもないということ。

 光の重要さに気づくためには、一度はマニュアル(露出・ピント)のカメラを使い込んだ方がいい。このご時世にマニュアルカメラを使いこなせる人は、露出を読めるのがエライのではなく、光の加減を体感しながら撮っているところがエライのだ。そういうことが分かっている人は、どんな悪条件でも写真を仕上げなければならない職業カメラマンの人は別として、カメラにやたらなスペックは求めないものだ。

 もちろん、少々の露出のズレは容認してくれる、いまどきのフィルムの性能にも留意しなくてはいけない。
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by yas_tak | 2009-11-10 23:32 | カメラ
2009年 09月 15日

K-7の画質設定

 K-7の画質設定はRAW。最終的には現像ソフトでモノクロにするので、初めからJPEGモノクロで撮ってもいいんだけど、高画質が得られる設定があるのにわざわざ落として記録する意味がない。ブログ用だからこの程度のサイズで十分とかいって、低解像度のモードを押しつける人がいるけど、誰も彼もがブログのためだけに写真を撮っているわけではない。HDDは潤沢に空けてある。

 モノクロモードを持つデジタルカメラが増えているけど、それを選ぶと液晶に表示される画面までモノクロになるのには違和感を覚える。銀塩カメラにモノクロフィルムを詰めたからといって、ファインダ像までモノクロになるわけではないでしょう。眼前の実風景と、液晶のモノクロとが、脳の中でチラチラして気持ち悪い。実際の色や明暗でトーンを直感する向きには、モノクロ表示はかえって把握しづらい。デジタルカメラの液晶モニタは、ファインダではなく、仕上がりのシミュレートという感覚なのか。

 ちなみにK-7の仕上がり設定は豊富で、「ほのか」やら「みやび」やらの各種プリセットされているモードのほか、自分でもホワイトバランスにシャープネスを細かく調整できるようになっている。モノクロモードにも、イエローやらレッドやらのフィルタ処理が用意されていて、そういうのを楽しむのにも事欠かないんだけど、スナップ撮っているときは余計な設定に煩わされたくない。後から処理できるものは後でいい。
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by yas_tak | 2009-09-15 23:41 | カメラ
2009年 09月 05日

K-7の連写

 K-7の連写性能は約5.2コマ/秒、画質設定によって撮影可能枚数が変わる。JPEGの一番大きいサイズで40コマ、RAWでも15コマというから十分。JPEGで画像サイズを小さくするとメモリカードがなくなるまで撮れる。

 K20Dの高速連写(約21コマ/秒、JPEG(1.6M・★★★)で約115コマまで)がなくなったのは、動画に統合されたということか。ちなみにK20Dの高速連写は、江戸川の河川敷で草野球を撮るのに使った。望遠+置きピンでクロスプレーを狙うとけっこう面白いモノが撮れる。
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by yas_tak | 2009-09-05 22:28 | カメラ
2009年 09月 04日

K-7のファインダ

 K20Dに比べると若干暗くなった。ピントの山をつかんでくれといわんばかりのザラっとしたスクリーンを見るのは久しぶり。ただK20Dと比較してというだけで、これ単体で評価するなら十分に明るい。「ザラっとした見え」の意味が分からない人は気がつかないと思う。これを改良ととるか改悪ととるかは、その人の撮影スタイルでどっちもありだと思うけど、一眼レフでは明るくてもスカスカのファインダは論外だ。

 視野率100%はすごい。普段レンジファインダで撮ることも多いので、フレーミングはアバウトな方なんだけど、ブライトフレームが浮かぶファインダと、四隅が真っ暗の一眼レフのファインダとでは、覗いているときの感覚が違う。画面隅っこの石ころや電線が見ていたとおりの位置におさまっているのは気持ちいい。

 背面液晶を利用するライブビューは、コントラストAFが使えるようになって実用性が増した。AFターゲットの置き方に自由度が増したのと、撮影時に顔からカメラを離せるので、マクロやブツ撮りに重宝する
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by yas_tak | 2009-09-04 22:46 | カメラ
2009年 09月 03日

K-7のAF

 AFは特に問題なし。自分の撮り方では、K20Dでも不満はなかったし、それ以上に改善されているのは明らかなので、これで十分。特に低照度時や水銀灯などのイレギュラーな状況でのピントは明らかによくなっている。相性の悪い社外品のレンズもAF微調整でジャスピンに追い込めるので安心。三脚立てて撮るマクロなどでキレキレにピントを合わせたいときは、ライブビューでコントラストAFを利用するのが色々な意味で確実。走り回るイヌネコとかそういうのは、自分は撮ったことないので分からないけど、相変わらず苦手だと思う。動きの速いものとか、とにかくカメラ任せでシャッタ押し続けたい人はニコン・キヤノンでしょう。
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by yas_tak | 2009-09-03 22:58 | カメラ
2009年 09月 02日

K-7のホコリ除去システム(DR)

 K-7は電源を入れると、ボディ内部でチィー…という音がする。ローパスフィルタを超音波振動させてホコリを落としているのだ。K20Dが撮像素子をゴトゴト揺すっていたのに比べると大変な進歩であるが、前作のゴトゴトもそんなに悪い方法ではなかったように思う。実際、K20Dを使っていてホコリが写り込んだことは一度もなかった。PENTAXはローパスフィルタの最外層にホコリがつきにくい特殊コーティングを施していて、それが相当効いているような気がする。ホコリ取りのペタペタスティック押しつけてもシールを台紙から剥がすみたいで、全然手応えがしないもの。
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by yas_tak | 2009-09-02 23:50 | カメラ
2009年 08月 15日

フラットベッドスキャナ(EPSON GT-X900)のガラス面のクリーニング


 フラットベッドスキャナEPSON GT-X900の、内側のガラス面が曇ってきた。たばこを吸うわけでもないのになんでだろうか。自分のゆるゆるモノクロ生活では、スキャナは第3の眼(第2はカメラのレンズ)と言っても過言ではないので、ここが曇っているようではビオゴンだフジノンだなどというこだわりがすべて水泡に帰してしまう。

 では、その手順。

 透過原稿用の照明がついている上蓋を外す。まず本体から蓋に電源を供給するケーブル(端子は本体側)を抜く。蓋は奥のヒンジではめ込まれているだけなので、垂直に開けて上に引っ張るとスポッと抜ける。

 本体上面の原稿台はガラス周辺4隅のネジで固定されているが、ネジの頭はプラスチック製の目隠し蓋(こんな(v)マークのついているパーツ)で隠されており、それを引き抜かなければネジにアクセスできない。目隠し蓋は強力に押し込んである(接着剤は使っていない)ので、取り外すというよりも破壊するつもりで、ドライバーセットなどについているドリルをぐいぐい突き立てる。なければ木ねじでもよい。2-3回転ねじ込んでいくうちに緩んでくるので、それを上に引っ張ればスポっと抜ける。ちょうどワインのコルクを抜くようなイメージ。蓋の厚みは5mmくらいか。本丸のプラスネジが見えてくる。

 あとは、ネジを外して枠とガラスが一体になっている原稿台を取り外し、裏面のガラスにレンズクリーナーをぶちまけて丁寧に汚れを拭き取る。とれた汚れは黄色っぽい感じ。たばこは吸わないので、本体内部のグリスが蒸発してくっついたのか。さらに眼鏡拭きのトレシーで磨いて、ブロアーで吹いて、曇りや埃がないことを確認して再びネジ止め。目隠し蓋は無残な姿になり再利用は不可、いずれまた開けることもあるだろうということで、ネジ頭はそのままにしておく。気になる向きは目隠し蓋を補修パーツとして取り寄せればいい。

 ちなみにこの作業をエプソンにお願いすると、ピックアップ料(梱包、往復の配送料)に1500円、基本料+技術料で約8000円、+部品代ということなので、1万円ちょっとかかる計算。高いとは思わないけど、お金と時間がかかるのは事実。原稿台の取り外し+ガラスのクリーニングなら厳密に精度を出すところには触らないので、自分でやってみようという人はチャレンジしてみては。うまくいかないようならその時点でエプソンに送ればいい。
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by yas_tak | 2009-08-15 12:13 | カメラ
2009年 08月 12日

明るい広角レンズ

 28mm相当の広角レンズでF1.9となると夜のスナップがものすごく楽になる。シャッタ速度が稼げるというと、まず手ブレしにくくなるというのが思い浮かぶけど、それ以上にメリットを感じるのは被写体ブレが抑制されることか。28mmくらいの広角レンズだと手持ちで1/8秒くらいはいけるので、手ブレで困るということはあまりない。ところが、文字どおり「カゲがうすくなる」通行人、流れまくるテールランプなど、スローシャッタによる被写体のブレだけはどうしようもなかった。せめて1/15秒くらいで切れたらいいんだけどといつも思っていた。この領域の1段はとても大きいのだ。

 ちなみに、35mmカメラ用のレンズで、PENTAX A28mm/2.0というのがあるんだけど、あれを開放F2.0で使うと被写界深度が稼げない(3m時で前後1mくらいか)ので、スナップにはちょっと使いにくい。というかポートレートなどで積極的にボケを活かして撮るのが本筋だろう。

 撮像素子の面積が極小のコンパクトデジタルカメラでは、もともと被写界深度が深いので、スナップを撮る距離でも安心して開けることができる。今回のGR LENS 6.0mm/1.9は開放時から安定して使える設計のようなので重宝する。
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by yas_tak | 2009-08-12 22:38 | カメラ
2009年 01月 21日

コンパクトデジタルカメラのワイコン

 コンパクトデジタルカメラは、撮像素子を使ったコントラストAFが基本なので、コンバージョンレンズが作りやすい。ヨドバシカメラの店頭をのぞくと、メーカー純正からサードパーティまで各種のワイコン・テレコンが並んでおり、いろいろ試したくなるところだけど、中にはこれは対角魚眼ですかと言いたくなるほど歪んだりするものもあるので、ネットの評判などを参考にじっくり選んだ方がいい。
 
 DP1には純正のワイコンが用意されていないので他社製のものを流用することになる。自分が使っているDMW-LW46はパナソニックDMC-LX3用のワイコン(x0.75倍)で、DP1につけると21mm相当の「程良い」超広角写真を撮ることができる。3群3枚のしっかりしたレンズで、周辺の流れが少なく解像度もいい。DP1との相性も抜群で大変満足。歪曲収差については、自分は厳しすぎるところがあるのでコメントを差し控えたいところだけど、まあ許容範囲だと思う。市場に出ている中では最優秀クラスなんじゃないか。
 
 コンバージョンレンズは諸収差を目立たなくするためにできるだけ絞り込むのが基本だけど、撮像素子の小さい=実焦点距離の小さい=レンズの口径の小さいコンパクトデジタルカメラでは絞り込むにも限界がある。ある一定の絞り値以上はNDフィルタで対応しているカメラもあるしあまり気にしなくてもいいかも。撮像素子の大きなDP1はf8-11くらいまで絞り込む効果はあると思う。
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by yas_tak | 2009-01-21 22:52 | カメラ
2008年 09月 25日

ノーガード戦法

 コシナのベッサシリーズは一眼レフ用のシャッタをミラーなしのレンジファインダに流用しているので、通常のフォーカルプレーンシャッタの前にもう一枚遮光用のシャッタがついた2重構造になっている・・・だから、ルサールやらスーパーアンギュロンやらぎりぎりまで後玉が出っ張っているレンズはつけられないんですよねみたいな話をしていたら、そういやライカのM8はどうなのみたいなことになった。
 
「雑誌の作例でスーパーアンギュロンつけてるの見たことありますよ。大丈夫なんじゃないですか。」
「いや、でもM8使っている人のブログで改造しないとつかないというのを読んだことあるんだけど。RD-1Sはどうなの?」
「ルサールは大丈夫です。周辺光量落ちすごいですけど使えますよ。スーパーアンギュロンは後ろがつっかえてダメだったと思う。」

 もっともM8もスーパーアンギュロンも買えませんが、で話は終わったんだけど、ちょっと気になったのでWebでいろいろ調べてみると・・・あった。M8にスーパーアンギュロンつけるのに改造というからたぶんこのページだ。というか、またこの人か(T_T)。
 
 結論から言うとM8にスーパーアンギュロンは大丈夫。ただし後玉を保護するガードの出っぱりがカメラのAE受光部を塞いでしまうのでAEが誤作動するとか。そのため件のページのおじさんはレンズガードをヤスリでゴリゴリ削ってしまったというオチ(T_T)。

「例のページ見つけましたよ。ここのおじさんじゃないですか。」
「そうそう、これだよ。・・・うわあ、ホロゴンまで削ってるよ。まさに身を削る思いだね、やるなあ。そこまでしてAEにこだわるか。GホロゴンをMマウントにってのはありだと思うけど、そこからさらに削るってのは・・・。」
「超広角だと空か地面に引っ張られるのでAEって使えないこと多いんですけどね。露出補正にシビアになるくらいなら、はじめからマニュアル露出で撮った方が楽だし。」

 スナップとか撮らない人なんじゃないかな、せっかくの21mmなのにもったいないなあ、というところで話は終了。
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by yas_tak | 2008-09-25 23:09 | カメラ