Never Being Boring

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2015年 03月 30日

『花見とスイカ』

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『花見とスイカ』 PENTAX K-3 DA18-135mm/3.5-5.6 ED AL @本八幡・千葉

 晴れ。

 週末にはちらほらだったサクラが昨日今日の陽気で加速。今までの人生で一番たくさん見ているサクラは、通勤途中に見かけるオフィス周辺のサクラであるのは間違いないけど、単に視野に入っているという感じであまり印象に残るものではない。ただ、勤続年数がそのまま職場のサクラを見た回数であるから、人生の半分くらいはそれらとともに春を迎えていることになる。

 そういうわけで生涯のサクラでベストは霞ヶ関周辺ではなく、中高6年間親しんだ西宮の夙川沿いのサクラだ。中学校の入学式のときに写真を撮ったのもそこだし、浪人が決まってぶらっと散歩に出たのも、正月明けに地震があった年、東京に出てくる前に散歩に来たのもここだった(このときはまだ全然咲いてなかったけど)。さて、今後夙川のサクラを超えるものは現れるのか。

■本日のBGM:どうしてますか/原田知世
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by yas_tak | 2015-03-30 23:52 | 日記 | Comments(0)
2015年 03月 27日

『そろばん塾』

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『そろばん塾』 a7R SMC-P 35mm/3.5 @練馬・東京

 晴れ。

 ウイスキーだ戦争だと慌ただしく進んでいたのが、最終週はふたりきりで雪の中を散歩するとかテーブル囲んで若い頃を語り合うとかそういうのをじっくり見せてくれるものだから、観ている方は胸がいっぱいになる。

 ドラマは一貫してふたりの愛情を描いていたわけで、周囲のことをひととおりやり終えた後、やっとふたりの物語がみえてきたのが今週の展開ともいえる。つまり人生とはこういうものなんだなあと。夫婦、子供、家族。

■本日のBGM:異邦人/久保田早紀
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by yas_tak | 2015-03-27 23:17 | 日記 | Comments(0)
2015年 03月 26日

『三人』

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『三人』 a7R BIOGON T* 35mm/2.0 @大原・東京

 晴れ。

 今月号のカメラ雑誌CAPAに岡原功祐さんのインタビューが載っている。最初のページに載っている写真はギャングの抗争中に流れ弾に当たって死亡した少年だった。このカットはAny given dayのコンタクトにも掲載されていて、ダーマトでチェックがついていた。今回の特集は岡原さん含めて4人のフォトジャーナリストのインタビューが載っておりどれも読み応えがある。

 Photojournalistに対応する日本語が思いつかない。一般の人のイメージで近そうなのは「戦場カメラマン」とかだけど戦争ばかりを撮っているわけではないし、「報道カメラマン」というと腕章付けて脚立抱えているイメージだし。そもそも「カメラマン」っていう和製日本語もなじまないか。あと、みんな現地で写真を撮るだけじゃなくてきちんと取材をして文章を書くんだよね。

■本日のBGM:飾りじゃないのよ涙は/井上陽水
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by yas_tak | 2015-03-26 23:18 | 日記 | Comments(0)
2015年 03月 25日

『津軽 詩・文・写真集』小島一郎

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 小島一郎『津軽 詩・文・写真集』、IZU PHOTO MUSEUM刊、2014年、モノクロ。2014年の没後50周年の展示会に合わせて刊行された復刻版写真集。オリジナルは50年前に新潮社から出ていた。

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 小島一郎のプリントは、「中間調の出ないミニコピーフィルムを用いるなど複雑化した技法と造形的要素を強めた下北の写真が眼を惹」く(IZU PHOTO MUSEUMの展覧会の案内より)とあるように、超微粒子のハイコントラスト画像なので通常の印刷方法では再現しにくい。今回の復刻ではそこにもこだわりをみせ、最新の高精細印刷技術を投入して、小島一郎のプリントを追求している。

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 ちなみに50年前に出版されたオリジナルはどうだったのかというとやはりものすごい高精細のグラビア印刷で、というか今回はそれの再現なのだから当然なのだが、黒々としたインクの乗りも強烈で見る者を圧倒する。機会があればオリジナルも見ておきたいところ。

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by yas_tak | 2015-03-25 06:31 | 写真集 | Comments(0)
2015年 03月 23日

『横断歩道』

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『横断歩道』 a7R BIOGON T* 35mm/2.0 @代田橋・東京

 晴れ→曇り。

 ブログの写真集の複写の記事、意外と閲覧数が伸びている。いろいろなカメラや方法を試してみたけど、デスクを簡易複写台として利用する今のやり方が一番現実的だった。iPhoneだとネットにアップするのも楽だし。
 
 複写した写真のレタッチについて、もう少し丁寧にやる方向もないわけではない。ただ、基本的には写真集の物質性というか、紙面の雰囲気、紙っぽさを残しておきたいので、紙の黄ばみとか微妙な陰影はそのままにしてある。そもそもそこまでやる時間もないし、面倒くさいと続かなくなる。

■本日のBGM:One Of These Nights/ The Eagles
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by yas_tak | 2015-03-23 23:51 | 日記 | Comments(0)
2015年 03月 21日

『Any Given Day』岡原功祐

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 岡原功祐『Any Given Day』、2013年、モノクロ、限定500部。かつて半端なフィクションより凶悪・残虐なネタを提供し続けた麻薬組織メデジン・カルテル、その発祥の街メデジン。本書はメデジンの深部に入り込みリポートしたもの。

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 せっかくメデジンのスラムから戻ってきたのだからもっとセンセーショナルな売り方もできたであろうに、作者はそうはせずコンタクトシートにダーマトで印をつけたものをそのまま本にしている。何らかの商談中であったり、道路にドス黒い染みがついていたり、白い布でくるまれた何かであったり、濃密な時間が流れていることはすぐに想像がつくのだが、それをさりげなくまとめてホチキスでとめて一部1200円ですなんて。

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 大きく伸ばせない理由はいろいろあると思う。単純に残酷な場面、写ってはまずい人が写っている場面…などなど。下手すると拘束されるどころかその場にいなかったことにされてしまう。


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  危険なところにいってスクープをものにしてきましたではない、そのような過酷な環境にも同じく朝が来て夜が来て人々が生活している、そういうことを考えさせられる。筒井康隆の「驚愕の曠野」という小説を思い出した。
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by yas_tak | 2015-03-21 08:16 | 写真集 | Comments(2)
2015年 03月 18日

『ハラミ』

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『ハラミ』 a7R SNAPSHOT-SKOPAR 25mm/4.0 @赤堤・東京

 曇り。

 TOTOもどんどんメンバーが亡くなっているなあ。和田弘とマヒナスターズのごとく見るたびにメンバーが減っている。そういや、鶴岡雅義と東京ロマンチカもこの間みたら3人でやってたぞ。昔はもっとメンバーがいたはずだ。昭和のムード歌謡は昔からヨレヨレの声で歌っているので若くても年とっててもあまり変わらない印象。

 スマップなんかもあと30年くらいして、テレビ東京の懐メロ番組に出て「あれ、この人たちって3人だっけ?」とか言われるのだろうか。

 もしくはJ-POPの花道とかいう番組ができて。居酒屋のセット、来宮良子のナレーション、「…旅路の果てにたどり着いた小さな酒場。今夜、思い出すのは懐かしい仲間の顔、顔、顔…」。カウンターでエグザイルの人が一人しんみりチューチュートレイン歌う。

■本日のBGM:Africa/ TOTO
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by yas_tak | 2015-03-18 23:08 | 日記 | Comments(0)
2015年 03月 17日

『ペットボトル』

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『ペットボトル』 a7R BIOGON T* 35mm/2.0 @大原・東京

 晴れ。
 
 子供が布団にソフビの怪獣埋めて発掘ごっこをしている。「ここらの地層は7000万年前の土です。パンドンちゃんの化石が出てくるのも当然です。」とかつぶやきながら。宮澤賢治の詩みたいな言い回しだなと思ったのだが…、ああ、これだ。「春と修羅」の序の最後の方。
 
・・・
 おそらくこれから二千年もたつたころは
 それ相当のちがつた地質学が流用され
 相当した証拠もまた次次過去から現出し
 みんなは二千年ぐらゐ前には
 青ぞらいつぱいの無色な孔雀が居たとおもひ
 新進の大学士たちは気圏のいちばんの上層
 きらびやかな氷窒素のあたりから
 すてきな化石を発掘したり
 あるいは白堊紀砂岩の層面に
 透明な人類の巨大な足跡を
 発見するかもしれません
・・・

 子供は少ないボキャブラリで大人の言い回しを真似ようとするから詩人の言葉のようになるのだった。

 宮澤賢治の詩を読み出したのは小学校の5年生のときだ。おそらく国語のテキストに載っていたのを読んで親に買ってもらったのだ。とにかく「文字が少ないのにいつまでも眺めていられる」というのが不思議でずっと眺めていた。

■本日のBGM:Children's Crusade/ Sting
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by yas_tak | 2015-03-17 23:57 | 日記 | Comments(0)
2015年 03月 17日

■写真集の複写

 写真集の表紙の複写はどうやってるんですかという質問をいただいたので、ここにまとめておきます。
 
1.カメラはiPhone5S。SNSで使う分には十分の画質と、ウェブとの連携を考えるとこれが最強。Lightroom mobileが使えるようになってさらに便利になった。

2.iPhone5SをPCデスク上にレンズが縁から覗くように、床を狙うように設置する。床とカメラが正対して平行を保つことができるし、スローシャッタでもぶれることがない。撮影距離は90cmくらいあるので大判の写真集を拡げても余裕で取りこむことができる。簡易複写台ですね。

3.レンズの真下に本を拡げる。このときフレームの中心に本がこないと変なあおりがでて本の天地やのどに不自然な立体感が出るので注意。逆にフレーミングさえしっかりしていれば少々ページが湾曲していても目立たない。そうそう、ピントはしっかり合わせる。

4.アプリは標準のカメラでもいいけど、ISO感度とシャッタ速度を自由に選べるものがオススメ。iOSだとProCameraとか。iPhoneはシャッタ速度を稼ぐためにオートではISO感度が上がり気味になる。今回の撮影方法だと手ブレの心配はないので、可能なかぎり低ISOに設定してSN比をかせぎたいところ。

5.ページは手で押さえている。微妙な力加減ができるのでページの端っこをつまんでも本を傷めないし、書面をほんのわずかたわませて反射を抑えるとかいろいろ小技がきく。両手がふさがるときはタイマーで撮影する。

→こういう厚みのある単行本は複写が面倒なんだけど、この方法できれいに撮れている。
 http://neverbb.exblog.jp/20992510/

6.ちなみにPCデスクは南向きの腰高窓のすぐ脇のところにある。表紙を複写するのは直射日光の入ってこない早朝とか曇りの日か、もしくは夜間部屋の照明でとか。条件が悪いとISO40でシャッタ速度1/4秒とかになるけど手ブレせずきれいに撮れている(当たり前か)。

 もっと紙面を白っぽくしたり映り込みを抑制したりしてきれいに見せることも可能なんだろうけど、ここの記事は本としての写真集を紹介して、紙面が紙面っぽく写っているのならそれでよしということにしている。
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by yas_tak | 2015-03-17 05:51 | 写真 | Comments(0)
2015年 03月 14日

『In My Taxi: New York after hours』Ryan Weideman

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 Ryan Weideman『In My Taxi: New York after hours』、Thunder's Mouth Press刊、1991年、モノクロ。1980年、Ryan Weidemanはストリートスナップを撮るためにNYに出てきた。当面の生活費を稼ぐためにタクシードライバーを始め、夕方五時から翌朝までのシフトでNYの街を走ることになった。本書はそのときに乗せたお客さんを撮った写真集。

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 ソフトカバーで50ページくらいの小ぶりな写真集だが、写真は見開きで掲載されているので見応えがある。パンクロッカーからビジネスマン、マフィア、上流社会の人などいろいろな人が乗ってくるので飽きない。いかにも80年代のNYって感じだ。
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 整備風景。ハリウッドの映画でさんざん見ているおなじみのタクシー。
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 オチはこのショット。後部座席の鎮座する丸顔のおっちゃん、ニョロニョロの文字。アレン・ギンズバーグが乗っている!手渡している紙切れがここに掲載されているキャプションかな。
『Snapshot Poetics』Allen Ginsberg:http://neverbb.exblog.jp/21556082/
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by yas_tak | 2015-03-14 08:36 | 写真集 | Comments(0)