2011年 06月 04日
『Living with Pugs』Katharina von der Leyen著、Enver Hirsch(写真)、Universe刊、カラー、モノクロ、2006年。 大判でハードカバーで豪華な造り、一冊まるまるパグの本。パグの来歴とか飼い方とか、テキストも豊富で、パグ大百科みたいな内容になっている。それって写真集じゃないんじゃないのというつっこみが入りそうだが、アート系の古書店の写真集の棚(ただし見切り品扱い(^^;))に並んでいたので、自分の中では写真集認定している。 見開きに必ず一枚はパグの写真が掲載されているので、図版の点数は多い。家族の一員として、大型犬のポートレートを撮るようにしっかりカメラを向けているところが欧米のカメラマンという感じがする。それに比べると日本のペット入門書やイヌネコ写真集の多くはまるでオモチャかなにかみたいに撮っていて、見ていられない。小型犬のオーナーにはそういう方が受けるのか。パグと一緒に暮らすための、さまざまなヒントが掲載されている本書であるが、最後の「Goodbye」のチャプターにはちょっと泣ける。
by yas_tak
| 2011-06-04 11:15
| 写真集
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