2011年 12月 05日
『アイホン』 Panasonic LUMIX DMC-G1 M.ZUIKO 17mm/2.8 @幕張・千葉 晴れ。 昨今のコンパクトデジタルカメラのズームレンズは驚くばかりという話題で盛り上がる。手のひらサイズのボディに28-300mm相当のレンズっていうのは信じ難いスペックではあるけど、実は撮像素子が小さいほどズーム倍率を上げやすいというのをどっかで読んだことがある(飯田鉄さんの「レンズ汎神論」、あちらではライカ判での10倍ズームは難しいという文脈だった)、これはこれで理に適っているのだろう。 手元にあるリコーのズーム付きコンパクトデジタルカメラGX8には28-85mmの3倍ズームレンズがついている。これにステップズームを設定すると、単焦点レンズを何本か持ち歩いているような感じになるので、ズームに対する苦手意識がなくなるので気楽に撮ることができる。それで改めて、28mm、35mm、50mm、85mmそれぞれの画角を味わってみるのだけど、自分のように5~10m先の街並ぶらぶら眺めながら撮り歩くようなスタイルだと、85mmはだいぶ厳しくなる。街撮りで望遠レンズが欲しいなと思うのは、スナックの看板の重なり具合とか、細い露地のごちゃごちゃ感を圧縮効果を利用してよりごちゃごちゃさせたいなんていうときくらいで、200mm、300mmが欲しい距離にある被写体はそもそも被写体として意識していないようなのだ。自分にとっての画角のこだわりは、視点をどれくらい遠くに置いて歩いているかの差なんだというのを実感する。 街撮りでも望遠スナップが得意っていう人もいるので、そういう人と撮り歩きをしていろいろ話をきいてみたいところ。 ■本日のBGM:The Unforgettable Fire / U2
by yas_tak
| 2011-12-05 23:29
| 日記
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