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2008年 03月 24日

『CHOTOKU×R-D1―ROMA/WIEN/PRAHA』 田中長徳

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 田中長徳『CHOTOKU×R-D1―ROMA/WIEN/PRAHA』東京キララ社刊。カラー、2005年。
 
 EPSON R-D1関係の本といえばこれ。試作品だったR-D1を持って、ウィーン、ローマ、プラハと撮り歩いている。デジタルレンジファインダの可能性を見せることがテーマなので組み合わせるレンズもいろいろ、そっち方面の作例集としても興味深い。
 
 「デジタルカメラの本」であるにもかかわらず彩度もシャープネスも低い。よく言えば渋く悪く言えばくすんだ独特の色調でそこらへんも見所。写真そのものはさすがに撮りなれているというか、呼吸をするようにシャッタを切っているのがよく分かる。ありとあらゆるカメラを使い尽くしてきた長徳さんが、珍しくカメラ自体に昂揚しているのが画面から伝わってくる。
 
 この本が出た2005年には、チョートクさんはこれのほかにも1970年代のウィーンのモノクロスナップをまとめた『Wien Monochrome 70's』というでっかい写真集も出している。一方がカラーでデジタル、もう一方がモノクロでフィルム(ただしネガからスキャナ読み込み)という対比が面白い。
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by yas_tak | 2008-03-24 22:39 | 写真集


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