2008年 07月 15日
カメラの世界には「プアマンズなんとか」と呼ばれている製品がいくつか存在する。明確な定義はないように思うが、本家に勝るとも劣らない性能ながら、かなりの廉価で販売されているものを指すことが多い。たいていは愛好家の勝手な思いこみなんだけど、あまりに露骨に本家を意識していたり、まったくのコピー製品は、いくらプアマンズでもこういう呼び方はされない。そういうものは単なるまがい物であり、安物。 ルサールなんて、「プアマンズスーパーアンギュロン」とか「プアマンズビオゴン」とかいろいろ呼ばれていて、ロシア製レンズにしては珍しくオリジナル設計なのに、プアマンズドイツレンズにされているのはちょっとかわいそうな気もする。 あと、ペンタックスユーザーの一部にしか通じないんだけど、リコーの超廉価MF一眼レフとセットで販売されていたXR RIKENON 50mm/2.0がなぜか「プアマンズズミクロン」と呼ばれている(^^;)。発売当時にどっかの雑誌でベンチマークにかけたら、とんでもない解像度を記録したというのがそもそものいわれだったか。ペンタックスのレンズにはニュートラルなキャラクタが多いので、シャープネスの立つXR RIKENON 50mm/2.0は貴重な存在だったのだろう。 「プアマンズ」でぐぐると、色々なものがヒットする。トップに来るのは「プアマンズポルシェ」のマツダでした。
by yas_tak
| 2008-07-15 23:05
| カメラ
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